2010年06月26日

100.BOX 袴田事件 命とは

BOX 袴田事件 命とは 公式サイト:http://www.box-hakamadacase.com/

2010年5月29日公開 この作品も上映がユーロスペースのみなので、なかなか行ける機会がなく、公開から約一ヶ月もたってしまった。

1966年に実際に起きた「袴田事件」を基に、人が人を裁くということの難しさを描いた社会派ドラマ。
『丘を越えて』の高橋伴明監督が、強盗放火殺人事件の容疑で死刑が確定した男と、その判決を下した裁判官の苦難の日々をあぶり出す。

苦悩する裁判官に『いけちゃんとぼく』の萩原聖人。
無罪を主張する元ボクサー役を『蟹工船』の新井浩文が熱演する。
裁判員制度が始まった今だからこそ、この現実からわれわれは目を背けてはならない。



昭和41年、放火された静岡県清水市の味噌工場から、刺殺された一家4人が焼死体で見つかるという事件が起きる。
立松刑事(石橋凌)は元プロボクサーの従業員袴田(新井浩文)に目を付け、容疑者として逮捕するが物証はとぼしかった。
裁判官として静岡地方裁判所に赴任した熊本(萩原聖人)は、主任判事としてこの事件を担当することになる。

BOX 袴田事件 命とは.jpg

実話であり、まだ結論が出ていない事件を映像化している。
捏造としか思えない証拠品の押収や自白による調書など、かなり検察側の調べ方に問題があるように訴えている。

裁判官として状況証拠が大半であり、物的証拠に乏しいこの事件に結論を出すのは難しい。
検察側の捜査方法や証拠品の押収に疑問を抱いた裁判官が、自身の目で殺人事件の真相に迫っていく姿が良かった。
posted by yabu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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